


当院では精神療法として、カウンセリング、認知行動療法、自律訓練法、
箱庭療法、遊戯療法、、薬物療法等を行っております。
● カウンセリングについて
カウンセリングとは、『お互いの対話を通して、様々な心の問題について一緒に考え、少しでも負担や苦しみ、症状などが軽くなるようにする臨床心理的な援助法』です。
自分では処理できない不安や葛藤で苦しんでいる方、夫婦・家族関係の問題を抱えている方、人生・生き方について疑問を感じている方など、自分自身の心の問題について考えていきたい方にはお勧めできる方法です。
カウンセリングは、ただちに問題が解決したり、即効的に症状が消失したりするというわけではありませんが、ご自身が抱えている心の問題について、時間をかけて丁寧に一緒に考えていきたいと思っております。なお、カウンセリングは、主治医の診察を同時に受けることで、健康保険が適用されますので、カウンセリング代として特別に頂くことはありません。
● 認知行動療法、行動療法について
患者さんの考え方、行動の諸問題に対し、具体的な対策案を話し合います。
そしてそれを実行することにより症状の緩和を目指す方法です。
子どもから大人まで幅広く対応しております。
● 自律訓練法について
ドイツの精神科医シュルツによって始められた心身医学的な治療法です。
一種の自己催眠で、自分自身で習得していきます。
現代人のストレス対処法として応用されており、医学的効果としては、不安や緊張から来る体の状態や行動に有効です。
● 箱庭療法について
大きな箱に砂を入れ、その上にたくさんの形の中から選んだものを並べ、患者さんの好きな情景を作っていく方法です。
自然にあらわれる無意識の調和をとろうとする力や、心の全体像の象徴的表現が患者さんの自然治癒力を刺激し、回復に向かって行きます。
● 遊戯療法について
「遊び」とは、子どもの世界そのものを表すことがあり、人間関係を築く上での重要な架け橋となります。その「遊び」を通じて表現される子どもの世界を心理士と共有していく関係性の中で、言葉で表現できない不安や辛さなどを少しずつ緩和し、自分らしさを育んでいく治療法です。
● 薬物療法
患者さんの色々な症状に合わせて各種の薬を処方します。
最近は新しい安全な薬が開発されています。
*分からない事がありましたら、お気軽に何でもお尋ねください。

医師…1名
看護師…1名
心理士…18名(各曜日、5~6人)
医療事務員…4名
※ 初診の後、ご希望の方は院長と相談の上で、
予約にてカウンセリングも行っております。 (費用はかかりません)

・ゆううつで気分がすぐれず、おっくうで何もしたくない
・不安、イライラ、心の悲しさ、恐怖、怒りなどで悩んでいる
・慢性的な頭痛、肩こり、更年期障害、自律神経失調症
・寝つきが悪い、朝早く目が覚めてしまう、夢ばかり見てよく眠った気がしない
・食欲がなく疲れやすい、体重も減少している
・緊張すると顔が赤くなる、気が遠くなる、声がふるえる、字が書けなくなる
・ガスの元栓を閉めたか、何度も確かめないと安心できない
・育児、母子関係での悩み
・身体の具合が悪いのに医師には「どこも悪くない」といつも言われる
・学校、会社などへ行けない、家に引きこもっている
・心臓のドキドキ、呼吸困難、めまい、胸の痛みが急に起こり、安心して生活ができない
・何となく生きづらい、人とうまくつきあえない
・職場、学校、家庭での人間関係での悩み
・精神的、身体的、ストレスからくるノイローゼ
・自分を責め、吐いたり、体に傷をつけたりしてしまう
・便秘、腹痛、下痢を繰り返す
・元気な時期が数ヶ月間続くと、その後まったく何もできなくなる
・誰もいないのに人の声が聞こえたり、人の影が見えたりする
・周りの人が嫌がらせをしてくる、外出するのがこわい
・初老期になり記憶力が悪くなった、夜になると無いものが見える
・中枢神経、自律神経、末梢神経系の異常
・ストレスがかかると食べられない、胃が痛くなる、吐いてしまう
・急性パニック発作に伴う恐怖感
・ご家族だけの相談も行っております
"心を癒して元気になろう"